IT関連の仕事は国内はもちろん、海外の企業との関わりの深い業種だ。こうしたグローバル化が求められる中で需要が増加している職業にブリッジSEがある。
この仕事は文字通り、連携をしている企業の間に入って意見や業務に関わる伝達を行う橋渡しをするのが主な役割だ。とはいえ、一口にブリッジSEと言っても海外と国内、どこを拠点に働くかによって内容は若干異なる。
海外を拠点にして仕事をする場合に基本となるのが、プロジェクトのマネジメントだ。海外の企業に雇われているエンジニアのまとめ役となってシステムの開発などを進めて行く形となる。あくまで役割はマネジメントなので、実際にプログラムなどの技術的な業務を行わない。
一方、国内を拠点とするブリッジSEはインターネットの電話サービスなどを利用して海外企業と連絡を取り合いながらプロジェクトを進めていくことが多い。コストの削減など一見すると効率の良い仕事のやり方にも思えるが、言葉による説明だけになってしまうことで重要なことが上手く伝わらないというケースもある。そのため、国内で仕事をするにはより高いコミュニケーション能力と語学力が必要だ。
IT関連の仕事はオフショアを中心に今後も増加することが予想されている。それに伴って活躍の場もどんどん広がっていくため、現状で需要が増えることはあっても減少するという心配はない。このことからもわかるように、ブリッジSEは将来性のある職種と言える。
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